メルカリのCMを知っているでしょうか。坊主姿の草なぎくんのインパクトがあり、そしてごちゃごちゃしたバイクにまたがっています。
あのCMを見て「なんだ、あのバイクは?」と気になった人もいるのではないでしょうか?
あれは、ランブレッタというバイクです。イタリアの伝説的スクーターメーカーで、生産中止によって長らく眠っていたバイクです。
あのランブレッタは入手困難!でも新車が買える
草なぎ剛くんが乗っていたバイクは恐らく、古い年式のランブレッタがベースになっていると思われます。
古いと言っても、ランブレッタは1947年にイタリアで創業、そして70年代で廃業しています。つまり、どんなに新しいランブレッタでも40年以上の年月が経過しており、個人で入手するのはとても難しいバイクとなっています。
ランブレッタはベスパと同じく、ファッション性の高いブランドです。モッズファッション(スーツなどでバイクに乗るスタイル)の愛好家に高い人気を誇っていました。
まともに動く中古のランブレッタは、かなり高価です。ですので、近年までコピーモデルがでまわるほどでした。
しかし、2017年に、創業者の家系がランブレッタの再開発に乗り出したのです。スタイリングはそのままに、現代のテクノロジーを搭載したランブレッタが復活しました。
日本でも、インカムの「B+COM」で有名なサイン・ハウスが輸入販売を行っているので、新車のランブレッタを購入することが可能です。
エレガントな新型ランブレッタ
新型ランブレッタは50、125、200ccの排気量で展開、スチールモノコックフレームでボディ剛性が強いスクーターです。
近年では軽量化の為、なるべく多くの部分を強化プラスチックにするのが主流ですが、伝統のモノコックボディを維持するあたりにこだわりを感じます。
それでいて、最新の航空技術で限界まで軽量化に成功しています。LEDライトや、USB充電など、現代のテクノロジーをしっかり搭載しているのです。
全国どこでも買えて共通のお値段
ランブレッタはどこのバイク屋でも買えることができます。輸入元の株式会社サイン・ハウスのショールームだけでなく、1台づつ販売店との契約を締結。送料を考慮して、北海道・九州・沖縄だけはプラス1万5千円になりますが、そこ以外での全国共通料金になっています。
- 50cc 38万円
- 125cc 40万円
- 200cc 45万円
まとめ
ランブレッタは、CMに使われたような旧車を手に入れるのは大変ですが、新車を買うことはできます。
これまで喉から手が出るほど求められていたデザイン性に優れたスクーターを、今では簡単に手に入れることができるのです。今後どのくらいの年月販売しているのか予想はできませんが、貴重な機会だと思います。
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