全国のライダーの皆さんこんにちは!
夏の暑さも和らいで、肌寒い日もあったりして、秋の気配を感じる日も増えてきましたね。
この記事を書いているのは9月下旬ですが、先日北海道の山では積雪の報道もありました。
秋は春と並んでツーリングにピッタリの季節ですね!
冬が来るまでにバイクを思いっきり楽しみましょう!
そこで今日は秋におススメのツーリングスポットをご紹介していきたいと思います。
目次
美瑛(北海道)
北海道と言えば夏のツーリングスポットですが、秋も綺麗な景色が見られます。
山間部の紅葉は9月下旬から、平地の紅葉は10月上旬~中旬に見頃を迎えます。
広葉樹の紅葉が終わった後の10月下旬からはカラマツが黄葉の見ごろを迎えますが、私はこの時期が日本全国の紅葉の風景の中でも大好きです。
特に美瑛の丘の景色は、冠雪した大雪山系の山々と、黄色く染まった木々、秋蒔き小麦と牧草のコントラストが美しい綺麗な景色の中を走ることができます。
この時期は夜間や早朝はかなり冷え込み、峠などでは雪や凍結の恐れもあるため、本州の冬装備と同等の装備で走りに行きましょう。
行き方
美瑛までの行き方は、新千歳空港からですと
A:道東自動車道で占冠まで→国道237号線で北上していく
B:道央自動車道で旭川まで→国道237号線で南下する
C:下道で岩見沢まで行き、桂沢湖経由で富良野に抜け、北上する
の3つのルートがありますが、この時期ですとCのルートが同じく紅葉を楽しみながら走ることができるのでおススメです。
このルートは、岩見沢以降は信号もほとんどなく、山間の快走路を走れるうえに高速道路を使うルートとあまり所要時間が変わらないという良いことづくめのルートなのでおススメです。
美瑛のスポットに特定の住所というものはありません。
美瑛町に行って丘の中を走っていればそこかしこに綺麗な景色が広がっています。
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八幡平アスピーテライン(岩手県)
東北地方も紅葉の名所が多いですが、その中でも見て良し、走って良しなのがこの八幡平アスピーテラインです。
この写真を撮影したのは10月中旬くらいですので、例年それくらいの時期が紅葉の見ごろとなります。
バイク雑誌などの絶景道100選などの企画にもたびたび登場し、気持ちよく走れるワインディングと、四季折々の綺麗な景色が楽しめる場所となっています。
裏八幡平と呼ばれる県道318号線も紅葉が綺麗ですし、少し足を伸ばせば青森の奥入瀬渓流や安比高原などの紅葉も楽しむことができます。
盛岡からも比較的近いため、宿も確保しやすく、盛岡の町でわんこそばや冷麺などの盛岡グルメを楽しむことができます。
小岩井農場などの観光スポットも一緒に楽しめるので土日の1泊2日、3連休の2泊3日で行ってみてください。
行き方
関東方面からですと常磐道や東北道を北上していき、松尾八幡平インターで高速を降ります。
インターを降りて右折し、県道45号線を走っていくと、松尾八幡平ビジターセンターの前に出ますので右折して県道23号線に入るとそれが八幡平アスピーテラインです。
こちらも特定の住所ではなく、ルート全体が紅葉を楽しめる場所となっていますので全身で秋を感じながら走ってください。
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志賀草津高原道路(群馬県・長野県)
関東からもアクセスがしやすく、日帰りでも行くことができる屈指のツーリングスポットです。
紅葉の見ごろは10月上旬となっています。
草津温泉や万座温泉などの有名温泉も近くにあるため、冷えた体を温めることもできます。
志賀草津高原道路は日本国道最高地点もあるくらいの、標高の高いところを走りますので防寒対策はしっかりとしていきましょう。
おススメは渋峠から群馬県側の道ですが、途中の分岐から万座温泉側に進んでいった先にある毛無峠も絶景が待っています。
毛無峠の終点には「この先群馬県 危険 立ち入り禁止」のネットで有名な看板もありますが、看板手前からダートになっているため、未舗装路を走り慣れていない人は転倒に注意してください。
行き方
東京方面からですと、関越自動車道の渋川伊香保インターを降りて、草津温泉を目指します。
草津の町から国道292号線に入ると志賀草津高原道路です。
そのまま国道を登っていけば渋峠に出ますし、途中の分岐で県道466号線に入ると毛無峠の方に向かうことができます。
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香嵐渓(愛知県)
中部地方でおススメの紅葉スポットが、愛知県にある香嵐渓(こうらんけい)です。
香嵐渓は、愛知県豊田市足助町にある矢作川支流巴川がつくる渓谷で、愛知高原国定公園の一角に当たる。
紅葉の見ごろは11月下旬ごろで、シーズンともなると多くの見物客でにぎわいます。
真っ赤な紅葉が川面までも赤く染める景色はとても感動します。
夜にはライトアップもされ、とても幻想的です。
休日は人も多いので、ゆっくりと楽しみたいのであれば平日の早朝がおススメです。
行き方
関東方面からだと、東名高速道路の豊田JCT→東海環状自動車道の豊田松平ICで降りて、(ETC付き普通車の場合は、鞍ヶ池スマートIC下車)、県道39号を経由、国道153号を飯田方面へ約15キロです。
関西方面からだと、東名高速道路を名古屋IC下で降りて、猿投グリーンロード終点の力石ICへ、そこから国道153号を飯田方面へ約10キロで所要時間は40分ほどです。
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マキノのメタセコイア並木(滋賀県)
関西では有名なスポットのマキノピックランドのメタセコイア並木です。
真っ直ぐに伸びる直線部分の約2.4キロの道路の両脇にメタセコイアが立ち並ぶ景色はSNS映えするということで近年人気のスポットとなっています。
黄葉の見ごろは例年11月下旬です。
こちらもシーズン中は見物客が多いため、ゆっくりと楽しみたいのであれば早朝に訪れることをおススメします。
琵琶湖1周ツーリングの立ち寄りポイントとしても設定できるので、関西方面のライダーには日帰りツーリングで楽しむことができます。
マキノピックランドのジェラートも美味しいので、少し肌寒い季節ですがぜひ味わってみてください。
行き方
関西方面からは名神高速道路の京都東ICで降りて国道161号線(湖西道路)を北上していきます。
沢ランプでバイパスを降りて県道287号線を走っていくとメタセコイア並木となります。
関東方面からだと北陸自動車道の木之元ICを降りて、国道8号線→国道303→国道161号線→県道287号線というルートになります。
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まとめ
皆様いかがでしたでしょうか?
今回は私が過去に実際に足を運んだことのある紅葉が見られるスポットをご紹介しました。
バイクツーリングの醍醐味は季節の空気を全身で感じられるところにあると思います。
一瞬で通り過ぎていく四季折々の絶景を見逃さないように、冬が来てしまうまでにツーリングに行きませんか?
記事サムネイル撮影:Yuuki Kobayashi
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