カワサキの原付二種バイク「Z125PRO」の新色が2019年1月15日に発売されます。今回のカラーは2種類。どんな状況にもフィットするエボニーブラックと、カワサキカラーのキャンディライムグリーンです。
Z125PROはコンパクトな車体が特徴的なバイクです。通勤通学には使えるけど、ツーリングや攻めた走りはできなそうなイメージ。ですが、見た目からは想像できないオールラウンダーなのです。
経済的で、長い時間を共にできるバイクです。新色をきっかけに、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
使わないバイクを眠らせてないでしょうか。複数所持して、しばらく乗っていないバイクがあったりしないでしょうか。愛車にホコリを被らせるぐらいなら、原付二種に乗るべきです。
原付二種のコストパフォーマンスは最高です。日常に使えるサイズ感、どこまでも走れる燃費、維持することが負担にならない税金も魅力です。
もし、原付二種を避けていた理由が、以下の2点でしたら、カワサキのZ125PROを知らないと損をするでしょう。
- 日常の足にはいいけど、ツーリングには向いてない
- 所有したくなるバイクではない
これから、その理由を説明します。
無駄なサイズのバイクを過去のものにするZ125PRO
Z125PROはカワサキの「Zシリーズ」の中で最軽量のバイクです。短いホイールベースが特徴的で、機敏な動きが求められる市街地などで大活躍するサイズです。
どんな路地にも入り込めて、駐車する場所を選びません。コンパクトなボディにはKSR譲りのエンジンと、Zシリーズ特有の重厚感があります。
小さなボディ故に、休日のロングツーリングがメインのユーザーには軽視されがちです。「ゆったりとした走りで遠くにいきたい」「限界まで攻めた走りをしたい」だから125ccでは不足であると判断されます。
ですが、Z125PROはサイズを超えた魅力を持っています。無駄なサイズのバイクを過去にするバイクです。
ストファイならではの余裕がある
Z125PROのジャンルはストリートファイターです。市街地を走るためにブラッシュアップされたセッティングで、ハンドルが高く姿勢に余裕があります。前傾姿勢を強いられるバイクではありません。
この事はツーリングにも生きてきます。高速道路で移動したり、キャンプ道具を積むことは苦手ですが、楽な姿勢でトコトコ遠くまで走れます。
ホイールベースが短いので、クルクル回るイメージですが、重心がリア寄りなので、直進安定性に優れたセッティングです。ツーリングでひたすら走り続けるのも得意なバイクと言えるでしょう。
リアキャリアなどのパーツも豊富で、大きめのケースも付けることができます。重心も低いので、積載が重くてもふらつきません。実は、ツーリングにも強いバイクなのです。
日常のライディングに刺激をくれる
Zシリーズ独特の質感にも注目です。原付といえど走りの重厚感は存在し、特にリアの硬質なセッティングがスパルタンな走りを可能にしています。お尻で曲がりたいだけグイッとコントロールするだけで、向きたい方向に進んでくれるでしょう。
前後ディスクの制動力も安心です。通勤や通学でも気持ちが熱くなるような走りをもたらせてくれます。日常的に使うバイクだからこそ、Z125PROのようなこだわりを持つべきです。
Z125PROの完成度は、今までの原付二種のカテゴリーに収まりません。セカンドバイクとして所有した人は、メインバイクから気持ちが離れるぐらいのオールラウンダーです。日常的に使うからこそ、長い時間を共にするのです。妥協のないこだわりのバイクを選ぶできでしょう。
日常に使うからこそ、良いものを選びましょう。原付二種ならZ125PROがおすすめです。人生を共にする1台になるはずです。
車名 | Z125PRO |
---|---|
全長×全幅×全高 | 1700mm×750mm×1005mm |
シート高 | 780mm |
エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒 |
排気量 | 124cc |
最高出力 | 7.1kw(9.7ps)/8000rpm |
最大トルク | 9.6N・m/6000rpm |
重量 | 102kg |
タンク容量 | 7.4L |
参考燃費 | 50km/L |
価格 | 320,000円(税抜き/エボニー) |
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